吉里吉里忌とは

2010年4月9日に永眠した井上ひさし(作家・劇作家)を偲ぶ文学忌です。
代表作『吉里吉里人』にちなんで「吉里吉里忌(きりきりき)」と命名しました。

会場は、生まれ故郷・山形県川西町の 図書館と劇場からなる「川西町フレンドリープラザ」です。
ここには井上ひさしの蔵書22万冊を収めた「遅筆堂文庫」があります。井上ひさしはこの「遅筆堂文庫」を拠点に自らが校長となり、農業・環境・文化について考える講座「生活者大学校」を毎年開校していました。今も続く学びの場である「生活者大学校」とあわせて、没後5年の2015年、縁あるゲストがさまざまな視点から井上ひさしを語る「吉里吉里忌」が初めて開かれました。

「生活者大学校」と「吉里吉里忌」。
この二つの催しを、毎年4月の二日間にわたって開催していきます。
人間のなすあらゆることに限りない興味をもち、人間にしか作り出せない笑いを追求した井上ひさしの世界を、見て、聞いて、体験してください。